» 二つのポリタイプをもつ新鉱物「島崎石」
岡山大学・国立科学博物館の草地功博士,岡山理科大学の小林祥一博士,国立科学博物館の宮脇律郎博士,門馬綱一博士らとともに岡山県布賀から見つかった鉱物が新鉱物であることをつきとめ、「島崎石」と命名しました。 島崎石はホウ酸カルシウムからなります。非常に細かい双晶をなすために透過電子顕微鏡観察が構造を解く手がかりとなりました。そして単結晶X線結晶構造解析の結果,2つのポリタイプがあることも明らかになりました。
本研究の成果は、イギリスの鉱物学会誌The Mineralogical Magazineに掲載されました。 10.1180/minmag.2013.077.1.09