Volcanology and Geofluids Research Group
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研究概要

  研究テーマ    実験設備    分野配属    SIMROCK    その他

 マグマ溜りにおけるマグマのダイナミクス



マグマは一般に、マントルからの上昇の途中で地殻内に停留して、マグマ溜りを形成します。そこでは、周囲からの冷却に伴って結晶化が進行し、様々な密度不安定が生じます。その結果、結晶とメルトの分離を含む熱・物質の輸送が自発的に進行して、マグマの組成は多様化します(マグマの分化)。本研究室では、火山岩や深成岩を対象とした物質科学的手法や数値計算的手法によって、マグマ溜り内におけるマグマのダイナミクスの定量的理解を目指した研究を行っています。また、現象を支配するダイナミクスが共通する、地球や月のマグマオーシャンの分化過程も、研究対象に含まれます。












マグマ溜まりにおけるマグマの組成進化の数値シミュレーション(Kuritani, 2004)