白頭山調査隊2002

2002年
ここまでの写真がないのでいきなりですが,吉林省延辺自治区の延吉に到着です.今回は仙台ー長春ー延吉と一日で飛んできました.先ずは宿の手付け金のデポジットを払ってと.
右は延吉大学の林さんとも久々の再会.前回は通訳として活躍していただきました.
林さんひさしぶりー

左は農学部の菅野さん.

次の日は,近くの図門江まで調査(?)
中朝国境に架かる橋です.赤く塗られたところまでが中国,青いろが朝鮮.
さて,白頭山に向けて出発です.
借り上げ車(タクシーですね)で約3時間の旅です.
途中いつもの松花湖湖畔の休憩所で休憩.
とうとうつきました白頭山,
中国名は長白山.ここが
山門.入山料を払います.車も入山料が必要です.年ごとに値段が違うのが・・・
長白山(白頭山)頂上です.観光用のパジェロ軍団が待機しています.途中の道が険しいので許可を得た車しか入れません.なので,このパジェロ軍団が麓からピストン輸送です.
これが高いんだ・・・
頂上には火山湖の天池があります.
やはり天池は美しい
見入ってしまいます.
これが天文峰頂上付近.当たり前ですが柵など無し.どこで見ようがお構いなしです,が,落ちても全て自己責任です.
おおーきれい
あっちの崖ではおねえさんがポーズしています.中国の人ってみんな写真撮るときポーズするんですね.
さて,調査,調査!!
今日は天気もいいし.でも寒い.真夏だというのに.
こちらが天文峰.幻想的な色です.
こちらが白頭峰と将軍峰.朝鮮になります.
歩いてたら,なにやらやばそうなものを見つけてしまいました.
やばいのでモザイクかけときます.
ここでUターンです.
しっかり調査.
こちらはアグリチネートの露頭.
黒風口からみた長白瀑布です.
天池から流れ出す川は,ここだけ.この川は二道白河になり,さらに松花江となります.
宿に帰ってきょうのまとめ.しっかり作業.
白頭山調査のベースとなる二道白河鎮の町並みです.観光と林業の町です.朝鮮自治区なので,もちろん朝鮮語と中国語がどちらも使えます.
次の日は白頭山西壁に挑戦.,まだ道ができていないということで途中で断念.
来年にはできているとのこと.
とりあえず,昼食.
西方から見た白頭山.北から見たのとは様相が変わってきます.
白頭山西方にも大渓谷ありました.
できたばかりの看板みたい.
どんどん白頭山の観光地化は進んでいます.
長白大渓谷.
おっと,すでに谷底には宮本先生が.身をすてての作業,すばらしい.
次の日は南壁を目指します.
白いものが見え,雪かなと思いましたが軽石でした.なるほど
頭山.いつでも白い.
最高!!

雲一つありません.実にきれい.
来て良かった.
南壁付近は軽石で真っ白.
こちらも朝鮮側.
またまたやばいものを見つけてしまいました.モザイクです.
南壁の途中にも大渓谷が!
吉林大学の金先生です.
おおっと
すでに宮本先生は決死の調査に.
写真撮ってます.
余裕みたいっす.
ここは化石林.炭化木が火砕流の中に.
充実した一日でした.今日は招待所で一泊.なんとも味のある招待所.

おやすみ菅野さん.

<続く>