Satoshi Okumura(奥村聡)
Department of Earth Science, Tohoku University
Associate Professor
東北大学地学専攻 准教授
Volcanology 火山学
sokumura(at)m.tohoku.ac.jp
研究 Research
火山噴火の素過程を岩石試料の解析と室内実験から解明し、
物質科学的な噴火モデルを構築することを目指して研究を進めています。
研究成果等はこちらをご覧ください
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Researchgate
(1) 火山噴火のダイナミックス・実験火山学
(Dynamics of volcanic eruption/Experimental volcanology)
現在進行中の研究テーマ
A. 高結晶度マグマからのガス分離のメカニズムと速度の決定
B. 爆発的噴火を誘発するマグマ破砕メカニズムの推定
C. 火道浅部でのマグマの破砕・溶結過程の解明
D. 変形場におけるケイ酸塩メルトの構造解析
→やっていることの一部は
奥村(2016)岩石鉱物科学
"マグマの脱ガスとレオロジー:火山噴火の爆発性を支配する要因の解明へ向けて"
にまとめてあります。
(2) マグマ中の揮発性成分の挙動 (Volatiles in magma)
現在進行中の研究
A. 減圧過程のおけるマグマ中の水・硫黄の挙動
B. マグマ中の銅の挙動
実験装置
◆精密減圧コントール可能な水熱合成装置
(900℃、2kbarからの減圧が可能、さらに高温まで改良中)
◆変形実験装置、特にSPring-8に設置することでX線透過像・CTを利用して内部構造の観察が可能
(奥村・他, 2012,放射光 X 線を用いた流動するマグマのその場観察:火山噴火の多様性の原因解明へ向けて)
◆放射光施設の利用→SPring-8でのイメージング、PFでのXANES分析
◆その他、専攻・研究グループ内にはX線CT、FE-SEM、FT-IR、KFTなど
共同研究や実験装置の使用に興味のある方はご連絡ください。
(研究者の方だけでなく、大学生・院生、高校生からの相談も歓迎します)